2010年5月8日
PCで自動運転 その24!ハード編4 センサー
編成の位置検知には、ご紹介したような色々なセンサーが使われます。それぞれのセンサーには特徴があり、ハード、ソフト面で配慮が必要となります。
1.リードスイッチ
接点がON/OFFするときのチャタリングを取り除いて信号とします。停止時の惰性でセンサーを通過してしまいますと、静的には”編成なし”の検知となります。
2.透過型フォトセンサー
編成が通過する時に、信号がOFFとなるので、信号の論理を逆にします。また車両の連結部では、一時的にON/OFFにますので、積分型フィルターで、1編成通過で、1回だけのON/OFF信号とします。また編成が停止したとき、センサーが連結部に位置するとフィルターしても、時間とともに信号が反転しますので、静的には”編成なし”の検知となります。
3.電流検知
閉塞区間でのレールに流れる電流と方向を検知しますが、室内灯、テールランプにも反応しますので、ここにも積分型のフィルターが必要です。またレールの汚れで一時的に電流が流れないことへも対策が要ります。
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