2011年1月8日
PCで自動運転 その41! ソフト編11(トスを上げる)
編成の動きを,決まった通りではなく,時々予期しない動きをさせることができます。それにはコインを上に投げて次の動作を決めます。つまりトスをして,その結果で次の動作を決定します。そのためには,コンピュータで乱数を発生させます。
次の例は,毎2分ごとにトスをして,弊社レイアウトの外線を走るか,内線を走るかを決定するアプリケーションです。
1.everyと名付けた変数に,現在の時間を取り込みます。
2.2分になるのを待ちます。#はモジュロ計算を指示しています。
3.2分になると,coinと名付けた変数に乱数を発生させ,2#(モジュロ2)で演算して,1か0かを決定します。
4.その結果を,trackchangeという変数に送って,最適なタイミングでポイントと速度を切り替えて内外線を入れ替えます。