2011年6月17日

閑話休題 あじさい2

自動運転ハード編とか,ソフト編だけでは堅苦しいです。たまには一息入れます。
今年も立派に弊社に梅雨の花アジサイが咲きました。昨年6月のブログで,”名古屋なばなの里のアジサイ”をご紹介しましたが,それから1年経ちました。ご紹介したように,アジサイの花言葉は,色が七変化することから”移り気”と言われますが,日本のオリジナル種がフランスに渡り,新しい花言葉が加わりました。 ”辛抱強い愛情”です。 お花も輸出入する間に,文化の違いからでしょうか,新しい花言葉が足されます。お楽しみ下さい。





2011年6月9日

PCで自動運転 その57! ソフト編20(電源リセット時の表示)

弊社では,電源リセット時,編成の位置を確認するため,編成を動かしてどのセンサーが検知するかを判定しています。その間下記の写真にあるように,PC画面に"Train Where?"と表示しています。(これには$Draw Message コマンドを使います。いつでも自分の好きなメッセージをレイアウト図に表示できるコマンドです。)
内外線のどちらに編成が居るかを判定できると,あとは,それに従い走行させます。



2011年6月2日

PCで自動運転 その56! ソフト編19(電源リセット時の動作)

電源リセットするときや,RESETするときは,レイアウト上の状況を把握する必要があります。少し高度です。例えば,こんな手順となります。


電源リセット:
1.センサー状態をチェックして、編成テーブル(後日ご説明します:どの編成がどこにあるかを調べて,配列変数にセットします)を更新する。
2.ポイント部にまたがった編成がいないときは、ポイントリセット実施。
3.ポイント部にまたがった編成がいるときは、ポイントリセットはしない。
4.ブロック間や位置検知が2つ連続してONの場合は、進行方向に少し進め、再度センサーチェックし、編成が1つか、2つかを判断する。
5.1編成なら、センサー位置から走行の方法(バック?フォワード?)を決定し空いている電留線(空きヤード)に戻す。
6.2編成なら、進行方向の前にある編成を、まず電留線に収納し、次に第2編成を電留線に収納する。
7.5,6の動作を、内線、外線繰り返し、全て線路をクリアする。
8.以降、通常の操作で走行させる。

電源リセットした場合は,いま全編成がどこにどんな状態で居るかをチェックしてから,動作を開始します。

2011年6月1日

PCで自動運転 その55! ソフト編18(変数の表示)

アプリケーションで定義した変数は,状態に応じて変化していきます。例えば周回回数カウンタなどがあります。PC内ではきちんと管理されていますが,操作する人間には,それだけでは判りません。$STATUSというコマンドを使って,PCのレイアウト図に常に最新値を表示できます。このサンプルコードでは,inside(内線を何周走っているか),outside(外線を何周走っているのか),should-stop(所定の条件が揃うと駅で停車させるかどうか)などの変数の状態が常時画面に表示されています。アプリケーションが今どんな状態で動いているのか判ります。