2010年5月30日

もうすぐ父の日!




もうすぐ父の日です。弊社では,マウスパッド,マグカップ,コースターに,弊社名誉会長ピース君やC57-135をプリントしたオリジナル製品をもらいました。お気づきかと思いますが,C57-135の画像は,弊社ホームページの背景画像に使っているものです。この写真のピース君は一時期,ブログのプロフィールにデビューしておりました。

2010年5月29日

PCで自動運転 その27!ハード編7(配線)


センサー、ポイント切替回路、速度モジュール、リレー・センサーモジュール、トランス、PCを含む総合接続図をご覧ください。写真は鮮明ではありませんが、概要はお分かりいただけます。画像を左ダブルクリックすると、拡大表示されます。詳細は、メールにてお問い合わせ下さい。
support@peace-company-llc.com

2010年5月24日

転車台 配線中です!




転車台システムのサービス線路と,アプローチ線路に配線を施しました。これらの配線は,転車台コントローラと連動して全体を制御するシステムBOX(企画中)に繋ぎます。システムBOXは,アプローチ→転車台への登載と回転→サービス線路(または,その逆)へと,機関車をメイン路線に出し入れする動作を制御するシステムです。

2010年5月20日

PCで自動運転 その26!ハード編6(センサー信号)

センサーは、自動運転の目であり、耳でもあります。センサーのタイプにより留意すべき点をご説明しましたところ、皆様から”自動運転は大変だなぁ!?”とのコメントを沢山いただきました。でも大丈夫です。CTI社のシステムでは、ソフトや設定で、この難題を簡単に片付けてくれます。
Bouncing(リードスイッチのチャタリング),Car Gaps(連結部でのON/OFF),Dirty Track(電流検知でのレール汚れ対策)という設定機能を使えば、積分型フィルターやその程度を調整できますので、ハード上の対応は一切必要ありません。また透過型フォトセンサーの論理を反転することも可能です。

2010年5月12日

PCで自動運転 その25!ハード編5(電流検知)

電流検知は,レールに流れる電流とその方向で,編成の位置や動きを検知します。 また他のセンサーのように線路に物理的なもの(ブラケット,リードスイッチなど)を必要としませんので,ジオラマの雰囲気を壊すことはありません。ただし電流を検知するモジュールとセンサー入力回路が必要となります。編成が停車していても,動かないレベル((約1.2V)で電源を供給しますので,そこに編成が居るかどうかは判断できます(速度制御モジュールを使ったケース)。

2010年5月8日

PCで自動運転 その24!ハード編4 センサー




編成の位置検知には、ご紹介したような色々なセンサーが使われます。それぞれのセンサーには特徴があり、ハード、ソフト面で配慮が必要となります。
1.リードスイッチ
  接点がON/OFFするときのチャタリングを取り除いて信号とします。停止時の惰性でセンサーを通過してしまいますと、静的には”編成なし”の検知となります。
2.透過型フォトセンサー
  編成が通過する時に、信号がOFFとなるので、信号の論理を逆にします。また車両の連結部では、一時的にON/OFFにますので、積分型フィルターで、1編成通過で、1回だけのON/OFF信号とします。また編成が停止したとき、センサーが連結部に位置するとフィルターしても、時間とともに信号が反転しますので、静的には”編成なし”の検知となります。
3.電流検知
  閉塞区間でのレールに流れる電流と方向を検知しますが、室内灯、テールランプにも反応しますので、ここにも積分型のフィルターが必要です。またレールの汚れで一時的に電流が流れないことへも対策が要ります。
お問い合わせ、ご意見は、メールでお気軽にどうぞ!

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2010年5月4日

PCで自動運転 その23!ハード編3(閑話休題)

鉄道模型の電源は,今はHO,Nゲージとも12ボルトDC電源が当たり前のように使われています。でも3線式Oゲージ(32ミリの線路の中央に,電源供給用の第3線路がある)では,当初AC電源が使われていました。家庭や工場への電力供給では,極性が問題にならないAC電源が一般的ですが,AC交流は土地などのインダクタンスが抵抗となり送電ロスをもたらせます。技術的にはDC送電が理想的です。AC送電(送電ロス)とDC送電(変換ロス:発電がACですのでDCへ変換する必要がある)には一長一短があります。鉄道模型では,編成の走行方向をレールへの電源極性変更で行えるDCが便利です。ただしギャップを設けて,複数の電源が使われ,コモングランド(2線のうち,一つを絶縁してない)を使うと,ポイント部や,転車台,ギャップ前後でショートや無給電状態が発生する可能性がありますのでレイアウト設計では細心の注意が必要です。

明日は子供の日!


明日は,5月5日で子供の日です。皆さんに我が家の”たなびく鯉のぼり”をお届けします。お楽しみ下さい。

2010年5月3日

PCで自動運転 その22!ハード編2

レイアウト設計では,ギャップとフィーダの設置が重要です。ギャップは実鉄道と同じで閉塞区間を構成するものです。”この区間に編成がいるかどうか,どちらの方向に進んでいるか”を検知するためのものです。これは信号機を制御するためにも必要ですし,Cab Control(1路線に複数編成を走らせる)では,1つの編成の前に”進むスペース”(他の編成と衝突しない)が有るかどうかを判断するためにも必要となります。技術的には,レールへの電源供給を,他の部分から絶縁するだけのことです。ポイント前後とギャップ区間に正しく電源を供給するためにフィーダーを設置します。